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2011/08/03

0802_ことばのかたち工房Pro


《ことばのかたち工房Pro》が始まっている。「ファッションブランドをつくる」というこれまでのプロジェクトの中で、最も難易度の高いプロジェクトだ。しかし、面白いことがおきていて、大人が真剣に衣服制作をし、子どもたちがその様子を記録したり、街の中で宣伝をしたりしてマネジメントしている。こんな関係が生まれるとは思っていなかったから、嬉しい驚きの中でぼくはこの活動にいま向き合っている。

その中で思うのは、児童館って、「児童」の「館」と銘打たれている以上、そこにいる0~18歳の人は、どうがんばっても「子ども」になってしまう。「もう子どもじゃない」という自我が芽生え始めている人でさえ。だからある程度の年齢になると児童館には来なくなる。

中高生対応というのも、中学生にとってはカードゲームやPSPをだらだら続けていてもやっかまれない場所がほしいだけなのかも知れない。そこに企画を突っ込んだりしても、彼らにすれば当然それはうざいだけだ。

大人がたくさん児童館に来て、古着が山積みになっていて、なにやら議論が行われている。興味を持って関わろうとする子たち、特に10歳以上の子にぼくは「仕事」をオーダーする。ポスターを書いてくれだとか、モデルをスカウトしてきてくれだとか、ビデオを撮ってくれだとか。頼まれた彼らは、「どうやってやればいいのか教えてくれ」とか「こういうふうにしたい」とか、それなりに受け応えをしてくれる。本当なら仕事なのだけど、「児童館」という場が、遊びと仕事が混ざった状態にしている。

これでいいのだ。
これから先が楽しみなのだ。

2011/07/13

7月17日(土)オープニング・ミーティング



アーティスト・イン・児童館2011[予告編]
オープニング・ミーティング

ファッションショー、パレード、フェスティバル!?2011年度「アーティスト・イン・児童館」の新たな企画がいよいよ始動。多彩な招待作家3組による作品プランを紹介し、その中でいかに遊ぶか、来場者を交えてアイデアを広げるオープニング・ミーティングを開催します。プロジェクトを一緒につくるサポーターについての説明も実施。入場無料、予約不要です。子ども、地域、アートに関わる活動にご興味をお持ちの方、お気軽にご来場ください。
ゲストアーティスト:
西尾美也/山本高之/Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)
※中崎透さんは都合により出演できません。ご了承ください
会場:アーツ千代田3331 東京文化発信プロジェクトROOM302
日時:平成23年7月17日(日) 18時~19時30分
   ※19時30分から20時まではサポーター登録をしていただける時間となっております
お問い合わせ▶
アーティスト・イン・児童館 実行委員会 事務局
〒178-0064 東京都練馬区南大泉3-14-27
mail: info@jidokan.net
tel   : 080-1207-1395(担当:臼井)
主催:東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人 東京都歴史文化財団)、アーティスト・イン・児童館実行委員会

2011/05/27

2011/05/14 ことばのかたち工房展 最終日



ことばのかたち工房展、ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。
これから西尾さんの新しいプロジェクトが始まります。リリースまでしばしお待ちを!

2011/05/02

2011/04/29 山本プロジェクト始動


4月27日-29日、山本高之さんが東京滞在中に、打合せしたり人にあったり、がががががっと企画の大枠をつくった。
27日はアートポイント計画ディレクター森さんと呑み、28日はリサーチで関わってくれる石幡愛さんと、29日は練馬区立美術館の真子みほさんとミーティング。打ち合わせづくしでおつかれだったので、最後は秋葉原のインド料理やでカレーとビール。



彼は、子どもたちの前で"先生"のように振舞うらしい。

子どもは"先生”との関わり方を知っているから、学校の作法で彼の話を聞く。そのなかで言われたことをこなしていると、どうも学校の授業と違う。何かが”理解できる”わけでもないし、特定の”技術が身につく”わけでもない。彼曰く「どこかよくわからないところ」に連れていかれてしまうと。

山本さんは、"学校の先生"という確立されている作法を活用してアートワークをつくる。それは社会の仕組みを反映しつつ、それを無意味なものに還すためなんじゃないかと思う。意味とは自明のものではなくて、無意味から見出されるものだし、状況によって変わるものだと思う。山本さんは「自分で無意味から意味を見出すことの(しんどい)自由」の領域へと、子どもたちを連れて行く。

アーティスト・イン・児童館では、このことを共有しつつ、"学校の先生"という児童館になじまない振る舞いをどう引き受けるかが焦点になる。スタートからゴールまでがはっきりしている山本さんの制作プロセス。それに対して、制作の過程にどんどん巻き込んでいくアーティスト・イン・児童館の方法論。山本さんの方法論をどうやって拡張するか。ここが見所です。

2011/04/28

2011/04/24 西尾美也新プロジェクト

24日(日)は、東大泉児童館のレジデントアーティスト西尾美也と打ち合わせ。《ことばのかたち工房》の3年間の経歴を踏まえて、新しいプロジェクトに着手します。

まだ全貌は明かせないけれど、《ことばのかたち工房》で培われてきた古着を立体にする技術。様々な「かたち」を生産し、シリコンバレーのような工場地帯をつくります。児童館だけじゃなく、敬老館、地区区民館なども視野に入れて。

5月14日「ことばのかたち工房展」関連イベントの際に、全貌が公開されます。

2011/04/25

2011/04/25

今日は一日何にも考えずに、だらーっと過ごしている。コンセプトブックが無事入稿されて、ちょっと一息です。明後日には納品。

昨日は、ナデガタの映画『学芸員Aの最後の仕事』の主役フェイス山田役をやっていた前田香織さんがハウスマッカリに遊びに来てくれました。事務局ミーティングもあってみんなもいたし、東方さんと梅ちゃんを誘ってお好み焼き食べました。が、みんな焼き方しらないのね。

福島第一原発から3キロのところに暮らす前田さんは、ぼくと同い年。府中の友人宅を間借りして、深夜のピッキングのアルバイトで生計を立てているんだって。ご両親は加須市の避難所での生活を続けているそう。思いがけず、アー児の活動を手伝いたい!と言ってくれたので、どんどん遊びにきてほしいなと思います。

被災地の状況が大変なことは、ぼくも現地の視察を通してほんの少しだけ知っています。実は、先々週に宮城県のほうに行ってきたんです。東北での表現活動のためのネットワークをつくる活動(仮称:Art Volunteer Network)に参加することになって、そのリサーチで。亘理町、名取、塩竈などを巡ってきたけれど、被害の範囲のその広さを肌で感じました。

今、人々には「表現」が必要だと感じています。話すことや絵を描くこと、編み物や縫い物など、何でもいいんだと思います。世界と自分との関係を手や身体を使って編みなおしていくことができれば。というか、このことは今に限らず、これまでもこれまでも考え、実践する事なのですが。

2011/04/22

2011/04/21 ブック入稿+空鼠

久しくブログを更新せず。
コンセプトブックがいよいよ入稿。来週の水曜日に納品予定です。

今日は高校の後輩であり友人である村上慧くん、橋本巧くんたち5人がやってる共同アトリエ空鼠に遊びに行ってきました。3階建てのビルで、1Fがギャラリー/アトリエ。2Fがオフィス。3Fが寝室。なんと彼ら一つの部屋に単管で2段ベッドを組んで、そこにみんなで寝てるのです。ほんとにネズミみたい。生態系的な意味で面白い場所です。





魅力的なこのスペース。アー児チームも遊ばせてもらおう、ということで、5月に一緒になんかして遊ぼうと思っています。乞うご期待。