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2011/04/28

2011/04/24 西尾美也新プロジェクト

24日(日)は、東大泉児童館のレジデントアーティスト西尾美也と打ち合わせ。《ことばのかたち工房》の3年間の経歴を踏まえて、新しいプロジェクトに着手します。

まだ全貌は明かせないけれど、《ことばのかたち工房》で培われてきた古着を立体にする技術。様々な「かたち」を生産し、シリコンバレーのような工場地帯をつくります。児童館だけじゃなく、敬老館、地区区民館なども視野に入れて。

5月14日「ことばのかたち工房展」関連イベントの際に、全貌が公開されます。

2011/04/25

2011/04/25

今日は一日何にも考えずに、だらーっと過ごしている。コンセプトブックが無事入稿されて、ちょっと一息です。明後日には納品。

昨日は、ナデガタの映画『学芸員Aの最後の仕事』の主役フェイス山田役をやっていた前田香織さんがハウスマッカリに遊びに来てくれました。事務局ミーティングもあってみんなもいたし、東方さんと梅ちゃんを誘ってお好み焼き食べました。が、みんな焼き方しらないのね。

福島第一原発から3キロのところに暮らす前田さんは、ぼくと同い年。府中の友人宅を間借りして、深夜のピッキングのアルバイトで生計を立てているんだって。ご両親は加須市の避難所での生活を続けているそう。思いがけず、アー児の活動を手伝いたい!と言ってくれたので、どんどん遊びにきてほしいなと思います。

被災地の状況が大変なことは、ぼくも現地の視察を通してほんの少しだけ知っています。実は、先々週に宮城県のほうに行ってきたんです。東北での表現活動のためのネットワークをつくる活動(仮称:Art Volunteer Network)に参加することになって、そのリサーチで。亘理町、名取、塩竈などを巡ってきたけれど、被害の範囲のその広さを肌で感じました。

今、人々には「表現」が必要だと感じています。話すことや絵を描くこと、編み物や縫い物など、何でもいいんだと思います。世界と自分との関係を手や身体を使って編みなおしていくことができれば。というか、このことは今に限らず、これまでもこれまでも考え、実践する事なのですが。