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2012/02/13

子どもと政治、経済、インターネット(3)

この間のWi-Fiのはなしの続き。

児童館職員をしている友人に話してみたら「Wi-Fiを開放すると、たぶん貪るようにゲームをするだけで、他の遊びができなくなってしまう」という意見をもらった。もちろん彼女もインターネットに否定的なわけではなく何か良い使い方があれば、ということを思っているのだけど、妙案がない、というのが実際のところらしい。

子どもたちの行動習性は完璧にマーケティングされていて子ども(とその後ろにいる親、大人)は巨大なマーケットになっている。カードゲーム、ポータブルゲーム機が容赦なく畳み掛けることで、子どもは「消費する身体」として教育されていく。ゲームにハッキングされた彼らの生活と、どう付き合うかが児童館職員の課題にもなっている、ということ。

確かに無条件にWi-Fiを開放しただけでは、ゲームの巣窟(それはもうこんな感じ)になるのは目に見えているだろう。ぼくの中で「うごメモ」にはとても好感をもったけど、「モンスターハンター」はどうも好かない。実際にやってみたけど、つかれるだけでハマらなかった。一体この差は何なのだろう。たぶん、クリエイティブ・コモンズとか「n次創作」と言った考え方、運動を支持しているからじゃないだろうか。

この話をするとまた長くなりそうなので、続く。