ページ

2011/12/10

オープン・プロセス

今日の昼間は中村児童館へ。館長とあんどうなつへ、ナデガタプロジェクトの進捗報告。動きが本格化する前に、ナデガタが思い切り動けるように一つ一つ確認をしていく。おもいがけず安藤さんお手製の五平餅をごちそうになった。



午後はちょっとした仕事を済ませてからオペラシティへ。『感じる服、考える服: 東京ファッションの現在形』を観てきた。デザイナーの独創性だけで服を作るのではなく、そのアイデアが生まれるプロセスを見せるような展示。出展している全ブランドのショーの映像が見られるのだけど、mintdesignsの映像がスマートで、一番好きだったな。Form on Wordsの次回のショーでは参考にしたい。

いっしょに見た、ICCの三上晴子『欲望のコード』もすごく面白かった。徹底的に「視線」にこだわりぬいた作品。


初台から歩いて新宿、ついで秋葉原へ。事務局会議。来年度に向けた「仕組みの設計」の話を共有してきた。これも、自分たちの独創性だけでなく、アイデアを生み、かたちにしていくプロセスの設計。



最近毎週金曜日の夜は、AKBのことを話しながら帰ってる気がする。

2011/12/08

活動の設計、レシピ

今日はアーティスト・イン・児童館のこれからの方針について、文プロの森さん、坂本さん、芦部さんとランチミーティングをしてきました。

これまでの3年間、本当にありがたいことに東京都と共催で活動をさせてもらっていて、お金の使い方やイベントのオーガナイズの仕方、企画の立て方など、たくさんのことを学ばせてもらいました。今後はこれまで培ったスキルをつかって、持続的・発展的な活動の仕組みを設計していきます。

「活動の仕組みの設計」とは、どんなお金で、どんな人と、どんな手順で活動をつくっていくのか、というプロセス設計のこと。アイデアとお金をプールして、そこから構築していくための、いわばレシピづくりです。

どんな仕組みをつくるにしても、目的はこれでもか!ってくらい絞り込んだほうがいいし、アイデアの背景には膨大な情報があってできていたほうがいい。

2011/12/04

プレミーティング、これから


 12月2日(金) アーティスト・イン・児童館の来年の展開を考えるプレミーティングを開催。今考えている構想を発表し、参加してくださった皆さんからいろんなアイデアをもらいました。


参加してくださったのはファッションショーのスタッフや《CHILDREN PRIDE》の現場を手伝ってくださった方々。(みなさまありがとうございました!)「子どもの頃にこんなことがあった」「こんなことをしている人がいて…」参加者の子どもの頃の体験や、ネットで知ったエピソードなどからアイデアがじわじわと広がって行きました。いわゆる「ブレインストーミング」みたいなのは不慣れですが、コレは結構楽しいです。






次回以降は、今回出たアイデアについての情報収集。キーワードは「放課後子どもプラン」「ゲームクリエイター」「アイドルプロデューサー」「編集者」などです。Wi-Fi環境がある3331の存在はとても嬉しいですね。

次回、12月16日(金) 19:30~ 3331 @東京文化発信プロジェクトROOM302。

「ふくづくり工房」始まる

東大泉児童館で「ふくづくり工房」という企画がはじまりました。夏のファッションショーでは子供たちが服の製作に関われなかった、という反省を活かして、彼らに服づくり基礎をレクチャー。講師は竹内大悟さんと高野萌さんにも手伝ってもらっています。



服を知るには解体するのが一番いい、ということで、服を解体して新しい服を作っていきます。針と糸、ミシンなど普段使ったことのない道具を駆使して、なんとか形にしていく。家庭科クラブの彼(写真下)は、ジーンズを分解して1つの巨大なジーンズをつくっている。



ここでは、いわゆる「かわいい」のイメージにするのではなく、パターンを組み合わせてできるシンプルかつストイックな服づくりを実践していきます。自分で着る服を作れるといいですよね。ぼくも勉強しなきゃ。

次回は12月24日(土・クリスマスイヴ!)