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2012/03/20

地下通路、カンパニー

今日は快快の篠田さん、あにーさん、文美さんとミーティングだったんだけど、いやーノッたノッた。これは拡散した。アイデアがいろんなところから出てきて、泣くかと思った。

《全児童自動館》のアフタートークで司会をしてくれた篠田さん。あのとき、中高生から「次」を期待する声が生まれたのは大きかった。それを受けて、今日の広がり。嬉しい、嬉しい。

「アーティスト・イン・児童館」はアートスケープにも書いたけど、小説『夏の庭』的な、なんていうかな、異質なものとの邂逅を期待する世界観だった。今日のミーティングで、映画『アンダーグラウンド』みたいな、地下通路を堀り、張り巡らすような、世界の別のレイヤーをつくるイメージに変わった気がする。思いがけず「カンパニー」という言葉が僕の中でシンクロした。

これは一大プロジェクトだ。寝て、起きたら企画を整理しよう。

2012/03/19

離合集散、ノリ、知性

全児童自動館、本番が終わった。そのレポートを書けと言われたら恐ろしく時間が掛かりそうなので、また今度。

中高生たちの繊細で過剰な感情に触れ、もう回線ショートしっぱなし。運営面でも3ヶ月前ぐらいから感じていた「思考停止しそうだな…」という不安は見事に的中。一週間前のぼくは本当につかいものにならないディレクターだったなと反省しています。何がそうさせたのか、単純に想像力の欠如と確認の怠り。ダメっぷり。

一方で、今回のプロジェクトを通して見えた光明は、合意形成とコミュニティのあり方が、全然未知のものになっていたことだった。登録されたり、管理されたりして出来上がるコミュニティとは違い、個人の意志と友人同士の約束によってできている離合集散型のコミュニティ。意思の確認や意見交換ではない、「空気」の読み合いと「ノリ」による合意形成。それはもはや新しい知性。バカにできない。