ページ

2010/11/27

11/26 完全避難マニュアル いよいよフィナーレ

『完全避難マニュアル 東京版』および「フェスティバル/トーキョー」が、今週日曜日にいよいよフィナーレを迎えます。

ぼくが関わっていた新大久保駅の「避難所」は今日が最終日だったわけですが、んー。
フィナーレとか言って、まだまだ終われないでしょ、こんなんじゃ全然わくわくしない。このプロジェクトは多分会期が終わってからが本番で、こんなに拡散した状態で終わってしまったら、批評も深化も生まれない、和やかな企画になってしまう。

そんな感覚です。今。

あと二日、行けるところは行ってみてください。
http://hinan-manual.com/

2010/11/26

11/25 インタビュー記事

今日はあんどーなつ氏の遊び化学実験室に遊びに行ってきました。ニ回に一回は行くようにしていて、毎回行くと楽しいです。いろんな遊びを知ることができます。

公共施設の会議室で、大人が集まってケタケタ笑いながら遊んでいるって不思議なんだけどね。

そして、東京アートポイント計画のウェブサイトにインタビュー記事をアップしてもらいました。「越境する遊びと美術」というタイトルです。
http://www.bh-project.jp/artpoint/essay/index.html

2010/11/25

11/21 名古屋へ

11月21日、オープンミーティング第3会のゲスト、山本高之さんに会いに、名古屋へ。8月にあいちトリエンナーレの展覧会を見に行って、それ以来。


12時に山本さんと駅前で集合。おすすめのうな丼を食べて(タレは少し甘め)、コンクリートの像がひしめく珍スポット「五色園 大安寺」へ。


これまでの作品や制作活動にまつわるいろんな話を聞きながら、「いやぁ、これはすごいね、なんか不安になりますねぇ、再評価の必要がありますねぇ」とか言いながら像のまわりを歩いて行きます。2m50cmぐらいのでっかい像で、顔の無表情さったら可笑しいのです。それを何十体とつくるのだから半端じゃないなと。


「創造性ってリスクを伴うけど、それでもやるの?」

アートが市民も参加できるものになっていく過程とか、その事自体への違和感や彼の疑問が、作品に反映されていると思いました。まるで社会の制度とそれに対するぼくたちの振る舞いを映し出す鏡のような。


不安だったり、すっきりしなかったり、わからなかったりするものがあることは、体験としてポジティヴなんじゃないか、という彼の指摘にはいたく共感しました。


アートなんて、たしかにお金持ちや一部の有識者のものなのかも知れません。少なくとも美術のメインの文脈は「ラウドマイノリティ」によってつくられています。

でもぼくは、人びとがアートのように空っぽなものを勝手に誤解して使っているプロセスが好きです。

2010/11/23

11/20 泉太郎「こねる」展

神奈川県民ホールギャラリーでの泉太郎個展「こねる」。
この日は快快のパフォーマンスも公開制作もあって贅沢な日。でも美術館で参加型パフォーマンスしようとすると無理がある気がする。そもそも演劇や音楽とは、観客が作品に臨む態度が違う。



散らかってて、汚くて、笑えて、おすすめです。ぼくたちが世界をどうやって体験し、把握しているのか、その鏡みたいな作品群。

11月27日まで。http://www.taroizumi-koneru.com/