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2010/10/09

10/07 児童館巡り

光が丘児童館、北町児童館、平和台児童館、春日町児童館を自転車で巡ってきた。


各館の館長や職員の方々と顔を合わせて話をする。郵便で届けるだけのものとは、全然違う影響があるんだろうな。あとあと。


それから新聞に出た効果はやはりものすごく強い。「あ、新聞に出てた方ですね」「以前新聞でみたことあります」ってね。

あとは、職員間のネットワーク。「あぁ、これ安藤さんがやってるやつでしょ?あ、名前書いてある」っていう言葉をところどころで聞いた。


「うちでも一日ぐらい何かしてもらえたらいいのかしら。また提案させてくださいね」と言ってくださる方も。


春日町児童館でかばちゃんに久しぶりに会い、近況報告。かばちゃんこと蒲田明義氏は、アーティスト・イン・児童館の前身「いつものまちだっせん作戦」の頃からぼくの活動を応援してくれてる。実に8ヶ月ぶりくらいだったのかな?話したいことが多すぎて、うまく言葉が出なかった。


最後は中村児童館であんどーなつ氏とちえちゃんとMT。柿の種食べながら安藤さんと話す。最後は学童のおやつで作ったじゃがバターをいただく。これを作ったジャイちゃんは本当に食いしん坊なのだ。

2010/10/07

10/07 違和感との対峙_01

「完全避難マニュアル」の制作で、Port Bの高山さんとmixi上でアイデアを交換している。

ぼくたちの提案に高山さんは、

「ものすごくソフトに、優しく、ルールや遊びを楽しむことを共用されるような閉塞感を感じる」

とコメントしてくれた。すごい。こういう違和感、ぼくもどこかで覚えていたはずなのだが、言葉にできずにいた。ぼくの中に、この閉塞感が内在化されていたのだ。危なかった。それをこのタイミングでつついてくれたことに対してどう応答するかが鍵だけど、打破したかった何かが少し、見えてきた気がする。

異質なものが「共存」することの面白さを見せるなら、その場を楽しめない人が居合わせることも重要。その人の嫌だな、苦手だな、という態度・ふるまいによって、その人がその楽しみを享受するか、その場がより排他的なものになるか、あるいはその場がその人の気質によったものに変質するか、そのどちらかだけど、場が変化することとそのプロセス自体が面白いのだ。

ぼくに用意できるのは、それら変化の「可能性」だけで、ぼくが変化そのものを作り出せるわけではないということを自戒しておく。

2010/10/06

10/01 大発送祭り

オープンミーティングのフライヤー、『ことばのかたち工房記録集』、『児童館の新住民史「手記を辿る」』を関係者各位に大発送。全部で700通?これだけ広報かけて、どのくらい来てくれるのだろうか。

こうして手際よく発送までやってくれた山口さんには本当に感謝。彼女のエネルギー、最近尋常じゃないよ。ホントうれしい。

09/29 Let's Research For Tomorrow

Nadegata Instant Partyによるリサーチプロジェクトの初日。事務局スタッフは一足先に児童館入して、「実際には実施されないイベントのチラシ」の制作準備。下地の紙、チラシの入れ物、ハサミ、ノリを用意し、机に並べる。チラシの切り抜きを始める。小学生の低学年の子たちが興味を持って、切り抜きに混じり始める。



みんな到着。野田さんは椅子に座ってチラシを眺め、中崎画伯はすぐさま制作を始める。

最初に出来たのは「ウンコ座り選手権」。チラシの某俳優の座り方からインスパイアされてる。

その後、「うた大会」「オリジナル大会」「セクシー田植え」「食用まゆげ養殖中」「中村SF運動会」など、変なネタが生まれ続ける。





途中、この日の児童館のイベントであった「ギネス大会」に画伯が参加。大人気なく決勝まで勝ち残りに対し、野田さんが女子たちを囲い込み、画伯にやじを飛ばす。決勝では相手を挑発しようとして、敗退。子どもたちは画伯の敗北に大喜び。

山城さんはギネス大会をひとしきり見た後、工作室を整え始める。チラシのつくり方を書いたり、案内板を作ったり。YCAMエデュケーター時代に培われたであろうコーディネート術。さすが。


そのあと、みんな一度遊戯室に集められる。実はこの日はこれまで働いていた職員さんのお別れ会。突然別れが伝えられる。児童館のちょっと寂しい一面。


お別れ会とギネスの表彰式が終わると、学童クラブの子たちがぞろぞろと帰り始める。


そのあとはいよいよ「なかなかTIME」の始まり。しげたちとサッカーを始める。


罰ゲームで足つぼマッサージを喰らう山城氏。ぼくも喰らったけどマジで痛い。


その後、13日のトークイベントに向けて、チラシを作成。


それが、コレ。



その後、だらだらしゃべりながらチラシをつくる。途中、中高生カップルを呼び出したりして恋愛事情を聞き出しながら、しゃべる。彼らは、ぼくらが何をしているのか全然分かっていない様子だった。

この日の児童館は事の外まったり。全然バスケも盛り上がらない。みんなダラダラしてる。そもそも「なかなかTIME」自体がそういう時空間なのだ。ダラダラとしゃべったり、おやつ食べたりしてるなかで、急にバスケやサッカーが始まったり、けん玉やり始めたり、あるいはバンドが生まれたりする。



その後はあんどーなつも交えて今日の振り返り。なかなか狙い通りできなかったね、と悔しい一同。


反省会の様子を茶化すしげ。なんで児童館で大人があんな真面目な顔してしゃべってんだよ!きゃっきゃ!と笑う。写メる。


 だらだらしてる中から急にエネルギーが噴火するまで、NIPが何者であるかをパフォーマンスし、それへのリアクションを待ち続ける必要があるだろう。そのためのリサーチ。本当に、明日のための、リサーチ。まるで、ゴールの見えないマラソンのよう。

さて、次回は10月13日(水)「中高生VSアーティスト 遊びと美術のネクスト・ステージ」、何が起こるかお楽しみ!!