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2011/01/11

2011/01/10 新年会「ハッパーティー」

今日はNadegata Instant Partyの山城さん、野田さんを招いてハウスマッカリで新年会。

中村児童館からしげとたけちゃん、大久保児童館のおしづ、アサヒで会った梅ちゃん、文化発信プロジェクト室の坂本さん、millgraphの富井さんが来てくれた。なんと富井さんは飛び入り参加。

本日のメニューは、「じゃがもちのサルサソースがけ」、「トムヤム鍋」、「アボカド納豆」、「野沢菜漬け」、「タコライス」、「トムヤム風おかゆ」の6品。山城さんが持ってきてくれた日本酒「獺祭」がとっても美味しい。

たけちゃんとしげに料理手伝ってもらったり、おしづから新宿の児童館事情の話聞いたり、富井さんと本の話したり、坂本さんに来年の豊富を話したり、今日のマッカリの空気は充実していた。例えばたけちゃんが大久保児童館に行ったり、おしづが富井さんの本を手にしたり、そういう移動や出会いのルートが、ここで開かれている。

今日はなにより、野田さんとじっくり話ができたことを、ぼくは喜んでいる。2011年のこと、アーティスト・イン・児童館やお互いの個人としてのこれからのことを、丁寧に話し、考えた。彼女から嬉しい報告を聞くことができたし、ぼくも報告したかったことを報告できたし、そしてなにより「背中を押す」という言葉そのままの強い応援の言葉をもらい、色んなことが愛おしくなった。

帰り道、山城さんと風邪気味の野田さんを駅まで送っていく。「今月と来月でじっくり詰めていこう」と、白い息を吐きながら山城さんは話す。「間違いなく、今までで一番難しい、難題ですね!」そう言われてちょっと複雑な気分だけど嬉しい。高ければ高い壁のほうが登ったとき気持ちいいもんな。うまく表現できるか分からないが、ぼくが今考えているのは、心を鬼にする事だ。「児童館のためになること」なんか一切考えず、現実をひっくり返し、バラバラに解体するようなことをやらないと面白さが際立たないだろうと思っている。生半可なことでは、あの児童館のポテンシャルに負けてしまうだろう。そう考えると「難題」というのも頷ける。

しかし2011年、盛りだくさんな一年になることはもうわかっていて、そのなかでもNadegata Instant Partyは、規模で言えばメインイベントをはる大役を担ってもらうことになる。と、ぼくは思っていて、その心の準備を徐々にしていきたいと思っているところなのだ。

さて、2011年、どうなるだろうね。しげとたけちゃんとは、2011年度の作戦会議を一緒にしはじめている。冷静沈着かつ果敢に。

2011/01/10

2011/01/09 「音遊びの会」&「ダブル・オーケストラ」

1月9日 水戸芸術館「アンサンブルズ ―共振」関連企画
「音遊びの会」&「ダブル・オーケストラ」

揺らいでいるもの、ぼくたちが戸惑ってしまうものを、「枠」に収めてみると、「枠」自体が揺らいでしまう。


ぼくが蓄積してきたステージの経験を、ステージの上から揺さぶられるとは思って無かった。「枠」の使い方を学ぶ機会になった。

ていうかね、障害者が音楽やってるから素敵ね、とかそんな話じゃないんですよ。演奏として面白くなるように、「表現」のレベルで彼らは実践している。「芸術と福祉」みたいな言い訳はここにはない。それがかっこいいんですよ。「この子達こんなにがんばってるんだから、聞いてあげてくださいね」と押し付けるのではなく、「ここでこんなコト起こってるけど、どうですか?どう思いますか?」と強烈に問いかけてくる。問いかけ。表現の重要なスタンス。

今回は、現場スタッフでこの企画に関わっていました。ステージ上とその裏で彼らに会うことができたのは、本当に幸せでした。ぼくのわがままを聞きいれて現場スタッフをさせてくださった竹久さん、ありがとうございました。