12時に山本さんと駅前で集合。おすすめのうな丼を食べて(タレは少し甘め)、コンクリートの像がひしめく珍スポット「五色園 大安寺」へ。
これまでの作品や制作活動にまつわるいろんな話を聞きながら、「いやぁ、これはすごいね、なんか不安になりますねぇ、再評価の必要がありますねぇ」とか言いながら像のまわりを歩いて行きます。2m50cmぐらいのでっかい像で、顔の無表情さったら可笑しいのです。それを何十体とつくるのだから半端じゃないなと。
「創造性ってリスクを伴うけど、それでもやるの?」
アートが市民も参加できるものになっていく過程とか、その事自体への違和感や彼の疑問が、作品に反映されていると思いました。まるで社会の制度とそれに対するぼくたちの振る舞いを映し出す鏡のような。
不安だったり、すっきりしなかったり、わからなかったりするものがあることは、体験としてポジティヴなんじゃないか、という彼の指摘にはいたく共感しました。
アートなんて、たしかにお金持ちや一部の有識者のものなのかも知れません。少なくとも美術のメインの文脈は「ラウドマイノリティ」によってつくられています。
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