東京にどれだけの人が疎開して来て、どんな生活するのかを考えてる。でも一方で、東京も離れたほうがいいんじゃないかとも思ってる。
今回の震災で困っているのは、想像力が乏しくなっていること。「当面のところ安全です」みたいな報道を信じようとしているから、東京を離れる、移住するということを想像できなくなってる。と、書いていて気づいたけど、この災害以前から東京から離れるということを想像できなくなっていた。これまで3年間地元の練馬でプロジェクトを続けてきたし、これからもーとか考えてたし、今もそれにしがみついてるところ。日常を守ろうとしてるんですよね。でも、移住先と移動手段は探せばあるんだから、全く想像できないはずがない。今、被災地では16万人の人が避難所生活を送っている。別の避難所に写る人や、移住する人も多くいるはず。移住するということを想像しリアルに感じる手段がほしい。
よく考えれば、去年の夏ごろから、ぼくのキーワードは「移動」だった。移動することの想像力を子どもと共有できるかどうか、これにチャレンジしたかったのだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿