1月9日 水戸芸術館「アンサンブルズ ―共振」関連企画
「音遊びの会」&「ダブル・オーケストラ」
揺らいでいるもの、ぼくたちが戸惑ってしまうものを、「枠」に収めてみると、「枠」自体が揺らいでしまう。
ぼくが蓄積してきたステージの経験を、ステージの上から揺さぶられるとは思って無かった。「枠」の使い方を学ぶ機会になった。
ていうかね、障害者が音楽やってるから素敵ね、とかそんな話じゃないんですよ。演奏として面白くなるように、「表現」のレベルで彼らは実践している。「芸術と福祉」みたいな言い訳はここにはない。それがかっこいいんですよ。「この子達こんなにがんばってるんだから、聞いてあげてくださいね」と押し付けるのではなく、「ここでこんなコト起こってるけど、どうですか?どう思いますか?」と強烈に問いかけてくる。問いかけ。表現の重要なスタンス。
今回は、現場スタッフでこの企画に関わっていました。ステージ上とその裏で彼らに会うことができたのは、本当に幸せでした。ぼくのわがままを聞きいれて現場スタッフをさせてくださった竹久さん、ありがとうございました。
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