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2011/10/11

想像するための時間

忙しかったり、やることがいっぱいある…と焦っているときは、考える時間が奪われる。しかし、次にやること、次の次にやることを想像しないと、どんどん苦しくなる。

今日は祖父の三回忌だった。お経を聞いたり、親戚のおじさん・おばさんと話しながら、これからのことをぼんやりと想像していた。

想像できる時間があるのはすばらしいことだ。いまは未だ存在しないもののかたちを思いかべる。それができれば、未だ存在しないものを現実にあらしめるための方法を考えることができる。その方法の実践こそ、次にやるべきこと、だ。

「経験」は想像するための素材になるけれど、「知識」もそうだ。知識と経験を組み合わせ、像をむすぶためには技術が必要になる。その技術はトレーニングをすれば、なんとかなる。

想像するための時間がいる。ふぅーと息を吐いて、ぼんやりと遠くをながめ、その手前に像をむすぶ。未だ現実に存在しないものの像を。

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