夏以来、久しぶりに中村児童館へ。一大イベント「あきまつり」だった。すっかり間が空いてしまった。久しぶりに会うと小学生は大きくなっているし、中高生のメンバーも少し増えたり減ったり入れ替わったり。彼らは本当によく働くし、力仕事を進んでこなす。ボランティアの学生や社会人も、たくさん集まってくる。本当に人を集める力のある児童館だ。
この児童館で、今オーストラリアで活躍中のNadegata Instant Partyのプロジェクトがいよいよ始まろうとするわけだけど、これもまた相当な覚悟が必要だ。いかんせん、今年のプロジェクトはどれも規模も威力も大きく、いろんな意味で混乱を招いている。これは交通整理できていないぼくの責任なのだが、想いが空回りしてる感じになっちゃってる。
混乱ではなく、"問いかけ"にしなければならないなぁ、と思う。崩壊させてはいけない。高山さんの言葉を借りることになるが、美しい"亀裂"にしたい。『未知との遭遇』のあのシーンのように、揺らぐ光が漏れるような。現状を否定も肯定もせず、判断は観客にゆだねる、という風に。
子どもたちには、自分の意志で、ある程度のリスクを負って、プロジェクトに参加してほしい。そのために参加のフレームを設計しなければならない。その設計として「あきまつり 子ども実行委員会」はとても参考になる。お店屋さんをやる子どもたちも、多少なりともリスクを負っているわけだから。
何をしていいか分からない状態をつくらないように。何をしていたのかわからなくなるように。
Nadegata Instant Party《Yellow Cake Street》
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