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2011/12/11

ゲームの作り手、プレイヤー

今日の夜はジョギング。8km 36分30秒。最近、走った距離や消費カロリーなどを記録してくれる「NIKE +」というサービスを使っています。iPhoneとセンサーを同期して、距離やペースを測ってくれる。

iPhone「現在1km4分50秒ペース」
おれ「やべっ!ペースあげよう」

みたいな。とか音楽をかけながら、ペースを確認しながら走れるからいい緊張感をもって走れるわけです。一定の走行距離を走るとレベルアップしたり、「12週間後に10kmが楽に走れる様になるトレーニングメニュー」を作ってくれたりして、ある課題をクリアしながら楽しみながら体を鍛えることができる。さらには「365日間で誰が最長距離を走れるか!?」というコンペティションを自分でつくったりもできるわけです。

最近流行している「ゲーミフィケーション」の事例の1つなわけですが、シューズやウェアーなどの商品との連動や、市民マラソン大会との連動など、これがまたうまくできている。NIKE +というゲームの仕組みに、いろんな方法で参入できちゃう。

裏を返せば、これはネットを介した相互監視システムの事例でもある。開かれたゲームの世界が現実を動かしていくし、調整している。本当に「ゲームばっかしてないで!」みたいな説教文句が意味を成さない世界になってきた感じがあります。誰もがゲームのプレイヤーであり、ゲーム自体の作り手にもなれてしまう。これは面白いですね。

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