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2011/12/11

皆既月食、キュレーター

皆既月食を見ながら、色々考えてしまいました。太陽の光を浴びた地球の影が、月を覆っていく過程は、月、地球、太陽の位相を体感する一大スペクタクルでした。

今日は久しぶりの大学の同級生と会って、「坊主バー」というすごく素敵で変なバーに飲みにいったのです。その友人から「キュレーターの仕事に興味がある」と言っていて、わお!いいね!とか思っていたのだけど、どうしたらキュレーターになれるのか、改めて疑問に思いました。
※こんな本もある。「キュレーターになる!アートを世に出す表現者

「美術館や博物館に就職する」それも1つの道だけど、いまはそれが唯一の正解ではない。美術や文芸品を取り扱うだけでなく、最近では「キュレーション」は「情報を収集し、整理する」という意味のマーケティング用語としても使われています。
アートを取り扱う場合は、もちろん美術やその他の歴史の知識・専門性は必要だけど、とにかく足を使って情報を集め、編集する、公開する場をつくっていく。その実践の積み重ねの向こうで、やがてキュレーターとして周りの人に認められていくのだと思います。

ぼくもまだまだ仮免。実践の場をいろんな人に与えてもらえていることに、感謝をしています。とにかく実践は楽しいしハラハラする。自分が今できる範囲のことを、毎回はみ出してチャレンジしているせいで擦り傷だらけだが、そのドライブ感はたまらない。ものすごくちっちゃいことでも、やりたいこととできることは誰にでもあるはずなので、やっちゃえばいいと思います。できちゃう時代だからこそ。

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