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2011/11/20

マネジメントを学ぶなら

デザイナーやアーティストになるのではなく、その周辺でのマネジメントを志す人達が増えている気がする。ぼくもそのうちの一人だが、これは「アーティストが面白いことをするのをそばで見ていたい」「ものづくり(ファッション、音楽、アートetc)の現場に関わっていたい」という素朴な動機から始まる場合が多いだろう。ぼくもそうだった。

マネジメントは観客でも単なる現場スタッフではない。自分の頭で企画を考え、相談・交渉し、自分の足で現場を動きまわって、自分の手でアーティストが活動できる場をつくりあげる責任者だ。だから、つくり手の感覚で動いている。

マネジメントを学ぶなら、どんな小さなものでもいいから、コストを掛けて生産してみるのが一番効果があると思う。自分で企画を立て、人に相談し、資金を集め、実施し、記録し、まとめをつくり、発表し、そしてそれを発展させる、という一連の流れ。

なんか最近やることが大きくなりすぎているから、極小のものを丁寧に作る作業をしてみたい。いや、それの積み重ねでしかないはずなのだが。



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